破滅する愛(前編)

LINEで送る
Pocket

ナルシシズム(フランス語)とは、自己愛をいう。

一次性のナルシシズムは、本来、人格形成期の6ヵ月~6歳程度でみられることが多いと言われている。

発達期に避けられない痛みや恐怖から自分を守るための働きであるらしい。

二次性のナルシシズムは、病的な状態であって思春期から成年にみられる。

自己への陶酔と執着が他者の排除に至る思考パターンであると言われている。

幼児期なら成長過程での自己防衛機能が働いていることになる。

これが大人になっても強く表れていると病的なものであると言える。

このようなナルシシスト(自己愛者)が、非常に多くなっている。

特徴としては、自分を理想化してくれることによって、非常に自己価値が高まるのを感じる。

自分が偉大な人になったように感じる。

結婚においては、ナルシシストの夫(妻)を補足してくれるナルシシストの妻(夫)と結ばれる。

それ以外の結婚相手は、あり得ないこととなる。

このような二人の関係は、うまくいっている時は非常に良い結婚生活となる。

ところが、補足してくれるナルシシストの妻(夫)には向上心がないので、

ナルシシストの夫(妻)の方は、補足してくれるナルシシストの妻(夫)が、

いろいろなことに無気力で怠惰に思えてくる。

嫌気がさす。

そして、「お前のような奴は・・・」との態度に変わっていく。

補足してくれるナルシシストの妻(夫)は、努力することを極端に嫌う傾向にある。

もともとが、ナルシシストの夫(妻)に自分を同一化して、

自分を素晴らしい人間と思おうというのであるから当たり前である。

相手に頼る怠惰な依存心の強い妻(夫)でしかないので当然であると言える。

ナルシシストの夫(妻)は、おぞましくなり離婚を考える。

そこで補足してくれるナルシシストの妻(夫)の態度ががらりと変わる。

ナルシシストの夫(妻)は、裏切られたような気持となる。

そうなると二人の本性がいっきに表面化する。

補足してくれるナルシシストの妻(夫)は、今までと打って変わって

私は、妻(夫)であることを主張し始める。

今までは、従順な妻(夫)であろうと思っていたのに、

180度態度を変化させた妻(夫)の態度をみて、ナルシシストの夫(妻)は、

酷く傷つくことになる。

「これが自己愛的に結ばれた夫婦関係破たんの特徴である。結婚生活が長く続いていくうちに、

互いに幻滅し合い、冷たくなり、それぞれの興味を追い求め、癒してくれる恋人が必要とな

る。そして浮気や不倫へと発展する。」

このような夫(妻)は、妻(夫)を個人として愛していたのではなく、

ただ、自分を賞賛してくれる人としての意味をもっていた。

ナルシシストの夫(妻)は、妻(夫)が自分の思うようになると思っていただけである。

ナルシシストの夫(妻)の思うようにならなくなり、自分の言うことに逆らいだした

補足してくれるナルシシストの妻(夫)に激怒することとなった。

※ 木下行政書士に直接ご相談をしてみたいと思われる方は、お気軽に下記のフォームよりご相談ください。
フォームは全てプライバシー保護のため、GeoTrustのSSL暗号化通信を採用しております。
ご安心ください。

>>メール相談フォーム
>>電話相談フォーム
>>面談相談フォーム

LINEで送る
Pocket