相続問題を引き起こすのは誰だ!

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これまで、多くの相続の話し合いに関わってきましたが、一度相続争いが発生

すると、相続人が全員満足する結果はまずありません。

不満が勃発すると、一見うまく納まったように見えても、相続人がチラリと見

せる表情や一言から「まったく納得がされていないんだな」と感じることがよ

くあります。

それでも男兄弟だけで遺産分割協議をされる場合は、比較的合理的な話し合いとなるものです。

いちばん怖いのは、遺産分割協議の話し合いに相続人の妻が加わると

「なぜ、私の夫ばかり損をするの?」

「なぜ、お義母さんは次男を公平にあつかわないの?」

「なぜそこまで譲歩しなければいけないの?」

など、他人であるぶん相続人の妻から、思わず本音が出てしまうことがあります。

相続人である夫は、有名な会社に勤めていて、

特にお金に困っていることがないであろう家庭でもそうなのです。

実は、相続が争いになるのは「感情」が納得しないことが根底にあるからです。

「相続問題を引き起こすのは、抑圧された妻の心が言葉にされたときと言えます。」

かつての日本のように子供がたくさんで親の財産を分け合う時代であれば、

相続財産もそれほど大きくなく、

相続税もそんなに高額になりませんでした。

現代のように、少子化が進んだ今、

兄弟二人で和気あいあいでの遺産分割協議とはなかなかいかないように感じています。

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