喧嘩をしない夫婦!喧嘩をする夫婦!(前編)

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夫や妻が、自分の言いたいことを言うことは大切である。

巷では「喧嘩をするのは仲がよい証拠」と言われる。

 

これは、仲がよいほど夫婦喧嘩をするとの論理展開ではないことを前提での説明をする。

 

夫婦喧嘩をする夫婦は、

夫婦喧嘩を何のためにするかを理解している夫婦であると言える。

 

夫婦喧嘩を理解しているとは、

夫婦喧嘩をしてでも相手を理解しようとする喧嘩のことである。

夫婦喧嘩とは、妻(夫)が夫(妻)に不満を言うことから始まる。

 

しかし、夫婦間での信頼関係が構築されていないと、

相手に対して怖くて不満を言うことができない。

 

もう少し詳しく説明をすると相手に不満を言うことで、

相手が激怒したり、暴力を振るったり、

さらには別居や離婚に発展すると

思うと怖くて不満を口にすることができなくなる。

 

一方では、夫婦間での信頼関係が構築されていると、

夫婦喧嘩で相手が激怒したり、暴力を振るった

り、別居や離婚に発展する恐れを抱いていない夫婦が存在する。

 

この観点から考えると夫婦喧嘩ができる夫婦というのは、

信頼関係が構築されているということになる。

 

夫や妻に不満を言うことで夫婦喧嘩に発展しても、

夫婦関係という土台が、信頼関係という堅固な基礎

の上に構築されているからこそできることと言える。

 

日常生活の小さな不満が、日々の夫婦喧嘩という場で、

処理されていくことになる。

となると毎日、喧嘩をする夫婦は「仲がよい」となる。

 

理想の夫婦関係とは、

「隣りの奥さんは、お前よりもよく働くし、

それでいて家事や子育てもしっかりしながら

旦那さんをたてている。しかもやさしくて、きれいな人だな」

 

あるいは、

「隣りの旦那さんは、あなたよりも稼ぐし、

それでいて家事や子育てにも積極的だし、しかもやさしくて、

奥さんのことを大切にしているね」

 

要するに妻側や夫側に確固たる信頼関係ができているとの

自信がなければ怖くて言えない。

 

妻側あるいは夫側に、

それに耐えられる度量があると知っているから言えることである。

 

仮に、そう言われても

「そうね。隣りの奥さんすてきよね」

「そうだね。隣りの旦那さんりっぱだな」

と言える関係こそが、夫婦関係構築の原点である。

 

実は、夫婦関係とは、信頼関係である。

実は、信頼関係とは、「心がふれあえる関係」である。

実は、心がふれあえる関係とは、夫婦喧嘩ができる関係である。

 

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