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今でもよく覚えている相談事例なのですが、
協議離婚をされた女性の方からの相談なのですが、
離婚をされ5年を経過しています。
息子さんが2人いるのですが、長男の息子さんが、高校に入学することになったのです。
離婚後は児童扶養手当もあり何とか生計を維持していましたが、
学費等の心配もあり入学費用と高校卒業までの養育費を半分負担して欲しい旨を
元夫に打診をしましたが、
元夫も再婚をされ子どもも生まれている状況でして、
養育費の支払いについては難色を示していました。
依頼者である女性には、元夫との交渉時の指導を繰返しながらも
2週間が経過しました。
交渉途中で、養育費請求の調停もお勧めしながら準備をしてもらいましたので、
話し合いが暗礁に乗り上げると同時に、養育費請求の調停を申し立てました。
しかし、調停を申し立てたからと言って、すぐに話し合いが良い展開に進む事には、
なりませんでした。
第1回目の調停時にいろいろな文章を作成して提出していたので調停委員も事情は、
理解していただけるのですが、
やはり相手方の元夫の経済状態と扶養家族の増加という離婚時と違う環境の変化を
重要視され、思うような金額提示をいただけませんでした。
さらに、調停を何度か進める中で、調停委員が相手方である元夫に同情を寄せている
様子もありありと感じてくる状況でした。
調停委員も6度目の調停で協議がまとまらなければ審判をと言われ、
審判でもおそらく要求される金額は不可能と言われてしまい、
女性も困惑の色を隠せませんでした。
そこで、女性に調停外で子どもを含めて、元夫婦と会食を持ちながら
お互いの状況を話し合いながら問題点を共有してもらいました。
これが、良い結果になりまして、最後の調停でお互いの言い分を譲歩し合って、
無事に終了することができました。
この女性からは、今でも子育てのことでよく電話を頂いています。
子育ては、難しいのですが、学校関係や行政のことにも見識を深めていますので、
遠慮なさらないでくださいと伝えています。
大阪府 38歳 女性(木下行政書士体験談より)
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